社員インタビュー
世界のプレミアムバイクを支える

開発統括部 開発部 開発2グループ
Kさん
入社 : 2021年(院卒)
学生時代の専攻 : 生体システム工学
乗り物好きがたどり着いた「バイクの心地よさをつくる」という挑戦
子どものころから新幹線が好きで、大学時代はクルマ、バイクにはまり、「いつか乗り物づくりに関わりたい」と考えていました。大学では人間工学、大学院では生体システム工学を専攻していましたが、研究では音響や振動など“人にとって心地よいもの”をテーマにしていました。その延長でモビリティにも興味を持つようになり、就活では電車・クルマ・バイクの業界に絞って、ヤマハ発動機グループ各社を中心にエントリー。最も早く内定を提示してくれたのが当社でした。コロナ禍の不安な状況で自分を選んでくれたこと、そしてフロントフォークのように “外から見える部品”を担当できることに強く引かれ、ここでチャレンジしようと決めました。

海外の提携先と協働しながら、フロントフォークを設計
海外の提携先メーカーからの委託開発品である、二輪車用フロントフォークの設計を担当しています。主な開発の流れを挙げると、まずお客様から「この年式の、このグレードのモデル向けに、年間何台で、こういうスペック、こういうコストでつくりたい」といった依頼がメールで届きます。お客様の依頼に沿って、お客様が求めている、減衰力やスプリングレートなどの“味付け”を損なわないことを大前提に、それを量産できる構造へと落とし込んでいくのが私の役割です。また、既存部品をできるだけ生かしながら、性能とコストのバランスを取ることも重要なミッション。週2回、プロジェクトリーダーやエキスパートデザイナーと英語でミーティングを行い、新製品の仕様やコスト、内部部品のバリエーション案などをすり合わせています。
近年は、新たな先行開発案件も担当し、もっとお客様に選んでいただけるようなフロントフォークの構想検討にも取り組んでいます。
世界中のライダーの「憧れのアイテム」を形にしている実感
一番のやりがいは、自分の設計したフロントフォークが、世界のプレミアムモデルに採用されること。ヤマハだけでなく、誰もが知る一流メーカーのハイエンドモデルに当社製のフロントフォークが搭載されています。新型車が発表されるたびにSNSの反応をチェックしてしまうのですが、「足まわりが最高」「このサスペンションが標準なのがうれしい」といったコメントを見ると、ライダーの憧れや喜びの一部を自分たちが支えているのだと実感できます。また、お客様が地元で行っているライドワークに参加し、現地のエンジニアが、レースで培われた技術を生かしながら、無駄なく作業を進めていく姿を間近で見られることも大きな経験でした。そのレベルに少しでも近づけるように、「上流工程でミスを残さず、後工程に負担をかけない設計をすること」を自分の流儀として、日々の業務に向き合っています。

トップブランド×一流の仕事。そして自分らしい働き方
私が気に入っている点は大きく2つあります。ひとつは、ヤマハをはじめ、国内外のトップブランドの製品づくりに関われること。それも単なる機能部品ではなく、プレミアム性やブランド価値を高める“嗜好品”としてのサスペンションを量産技術で支えていることに、エンジニアとしての誇りを感じます。
もうひとつは、自分の働き方を主体的に決めやすい環境です。私はなるべく残業に頼らず、1日のタスクを整理して時間内に終わらせることを徹底しています。時差のある海外のお客様との打ち合わせがある日も、フレックスを活用することで残業時間をかなり少なめに抑えることができます。
プライベートでは、今年結婚した妻との時間を大切にしつつ、共通の趣味になりつつある海外旅行の計画を立てるのが最近の楽しみ。「次は香港やバルト三国にも行きたいね」なんて話をしています。このように、仕事も人生も前向きに楽しめるところが、この会社の良さだと感じています。
乗り物と一流のものづくりが好きな人、待っています
当社には、電車・クルマ・バイクなど「乗り物が好き」という人が本当に多く、そういう方はきっとすぐになじめると思います。そして、一流のトップブランドのものづくりに携わることで、自分自身のものさしや技術レベルも自然と引き上げられていきます。実際に、世界の第一線で活躍しているお客様やパートナーから学べることは非常に多く、「自分をもっと磨きたい」「世界に通用する仕事がしたい」という方には、絶好の環境です。効率的に働きながらプライベートも大切にしたい、そんなバランス感覚を持った方と一緒に、これからの二輪シーンを支えるフロントフォークをつくっていければうれしいです。


