社員インタビュー
“ものづくりのためのものづくり”に挑む

製造統括部 製造技術部 組立グループ
Tさん
入社 : 2018年(高専卒)
学生時代の専攻 : 電子制御工学
きっかけは「バイクが好き」。現場の雰囲気で入社を決意
出身は高専・電子制御工学科。電気回路やプログラミングなど、ハードとソフトの両方を学びながら、ずっと「バイクに関わる仕事がしたい」と思っていました。就職活動の中で、進路担当の先生から紹介されたのが当社でした。好きなバイクに関わる仕事であることや社員の方がみんな明るい表情で生き生きと働いている姿を見たこと、そして専門は違いましたが、高専時代に学んだ課題解決の考え方や実践力を発揮できそうだと感じて、入社を決めました。

生産準備と改善で現場を支える、“ものづくりエンジニア”
現在は製造技術部・組立グループで、主にマリン向けのパワーチルト&トリム製品と四輪サスペンションの組立職場を担当しています。新機種の生産準備では、開発部が描いた図面をもとに「どの順番で何を組み付けるか」を工程表に落とし込み、必要な治工具や設備を選定・導入。FMEAなどの手法を使って「ここを間違えると大事故につながる」「油漏れのリスクがある」といったポイントを洗い出し、異常が起きにくく、起きても検出できるような工程を設計します。さらに作業標準書を作成し、現場で誰が作業しても同じ品質になるように仕組み化。量産が始まってからは、安全・品質・コストダウンを目的に、設備や治工具の改良、生産ラインの改善にも継続的に取り組んでいます。
大規模トラブルを“チームで乗り越えた”経験が、今の自信に
忘れられない体験があります。2021年7月、静岡県東部を襲った大規模な豪雨により、旧第1工場が約1メートル浸水し、私が担当していたチルト組立の設備約100台がすべて水没。何もせずに動かせる設備は、1台もないという状態でした。当時はちょうど世界的な半導体不足で納期の読めない修理用部品もあり、「このまま長期的に出荷が止まるのではないか」という危機感が募る中、ヤマハ発動機や取引先の設備保全部隊が応援に駆けつけてくれ、社内外のメンバーが一丸となって復旧作業に取り組んだことで、短期間でラインを再開することができました。この経験があるからこそ、その後どんなトラブルや新規立ち上げに直面しても「あの時に比べれば何とかなる」と前向きに考えられるようになりました。大変でしたが、自分の成長につながったと実感できた出来事です。

職場の仲の良さと、誰もが働きやすくなる“仕組みづくり”
当社で自慢したいのは、社員同士の仲の良さ。世代を超えて仕事終わりに飲みに行ったり、キャンプやツーリングに出かけたりすることもあります。海外留学のために退職した元同僚が一時帰国した際には、有志が集まって歓迎の飲み会を開くなど、辞めた仲間とも自然につながっていられる温かさがあります。
また、最近は製造技術部でも「2名担当制」が整い、1つの領域を2人で見ることで、どちらかが休んでも仕事が回る体制になってきました。生産現場においても多能工化が進んでおり、バックアップし合えることで有休も取りやすくなっています。私自身は、週末と有休をつなげて4〜5連休をつくり、バイクで北海道や各地へ弾丸ツーリングに出かけるのが最近のお気に入りです。これまでにほぼ全都道府県を走破したので、次は英会話研修で語学力を磨きながら海外ツーリングにも挑戦したいと考えています。
高専出身者が、存分に力を発揮できる職場です
高専出身の私から見ると、当社は学歴による扱いの差をほとんど感じない会社です。初任給こそ制度上の違いがありますが、昇給・昇格の面でも大卒と大きなギャップはなく、「やった分だけ評価される」実力主義に近い風土だと感じます。またヤマハグループならではの福利厚生も魅力で、最近はカフェテリアプランとして年間5万円分のポイントが付与され、旅行や家賃、自己啓発などに自由に使える制度も始まりました。
製造技術の仕事は、図面を読み解き、つくる人の立場に立って「安全で、品質が安定し、作業しやすい工程」を開発・設計していく仕事です。バイクやモノづくりが好きな方、プロセス改善や仕組みづくりに興味がある方には、きっとやりがいのある環境だと思います。私たちと一緒に、より良い“ものづくり”をつくっていきましょう。


